パチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】
メキシコのパチューカに所属するFW本田圭佑が「復活」を果たしたとして、イタリアメディアもその活躍に賛辞を送っている。
イタリアの名門ミランで背番号10を背負ってプレーしていた本田だが、昨年夏に契約満了により退団し、メキシコへと移籍。新天地でのシーズン前半にはパチューカの国内カップ準優勝などに貢献する働きを見せた。
1月にスタートした後期リーグではさらに存在感を強めており、ここまで5試合で3得点3アシストを記録。パチューカ加入以来の公式戦得点数を9点に伸ばしている。1月27日のティグレス戦でゴールを決めた際には、イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』や『トゥットスポルト』が「本田がメキシコで復活!」とゴール動画を紹介していた
『gianlucadimarzio.com』も、本田がパチューカで復活を果たしたとしてその現状を伝えている。ミランでのラストシーズンはリーグ戦でわずか8試合の出場にとどまり、最終節でようやく1ゴールを記録したのみだったが、メキシコに渡って「わずか7ヶ月で10得点に到達(実際には9得点)」と対比。11月にカップ戦で決めた“4人抜きゴール”や、今月3日のモレリア戦で決めた“無回転FK”も詳細に伝えた。
「彼の活躍が、ミランのサポーターに(放出への)後悔をもたらすことはおそらくないだろう。だが本田が、ミランでの最後の悲しい時期のような選手ではなかったことは確かだ」と、メキシコで再び躍動する本田こそが本来の姿だと述べられている。
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