レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、2月5日で33歳の誕生日を迎える。だが、気持ちよく誕生日を祝う気分にはなれないかもしれない。

　昨季のマドリーは、大会史上初の2連覇となるチャンピオンズリーグ優勝やリーガエスパニョーラ優勝など数々のタイトルを獲得。年末にはC・ロナウドも自身5度目のバロンドールを受賞し、充実した形で1年を終えていた。

　だが、今季はマドリーもC・ロナウド自身も苦戦が続いている。現地時間3日に行われたリーガエスパニョーラ第22節レバンテ戦では格下相手のドローに終わり、未消化の1試合を残しているとはいえ首位バルセロナに19ポイントの大差をつけられた状況だ。

　C・ロナウドも今季は例年のようにゴールを量産できず、リーガ前半戦をわずか4ゴールで折り返した。後半戦に入ってすぐに2試合連続2得点を記録したとはいえ、17試合出場で8得点という数字は過去の成績を大きく下回っている。

　バルサとの契約を更改したFWリオネル・メッシやパリ・サンジェルマンへ移籍したFWネイマールなどに、年俸面で大きな差をつけられたことも盛んに話題となっている。こういった状況にスペイン『アス』紙は、「ほとんど祝うことのない33歳の誕生日」と伝えた。

『アス』紙はまた、過去にマドリーで活躍した「7番」たちの33歳時点での状況も紹介。ラウール氏は33歳となった直後にシャルケへ移籍し、エミリオ・ブトラゲーニョ氏やフアニート氏もすでにマドリーを去っていた。トップレベルを離れる選手も少なくないような年齢を迎えるC・ロナウドだが、今後もマドリーで活躍を続けられるだろうか。

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