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クロップ憤慨。疑惑の2つのPKに「信じられない。いったい何を話したのか…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ユルゲン・クロップ
リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、現地時間4日に行われたトッテナム戦の判定に不満を述べた。英メディア『スカイ・スポーツ』で語っている。

 リバプールは1-1で迎えた83分にPKを与えている。その前にFWハリー・ケインがオフサイドポジションにいたが、主審は副審と話し合ってPKとジャッジした。ただ、こちらはケインがPKを失敗し、得点にはなっていない。

 その後、リバプールがFWモハメド・サラーのゴールで勝ち越して勝負を決めたかに思われた。だが、アディショナルタイムにもう一度トッテナムがPKを得る。DFフィルジル・ファン・ダイクが相手FWエリック・ラメラと当たり、主審はPKと判定した。

 クロップ監督は「今日の全ての判定を受け入れるのは難しい」と試合後にコメント。「副審が勝敗を大きく左右したのは確かだ」と述べている。

 1つめのPKについてクロップ監督は「明らかなオフサイド」と断言。「信じられない。彼らはいったい何を話していたのか分からない」と困惑している様子だ。

 同点弾につながった最後のPKについては「ファン・ダイクは相手に触れただろう。ただ、我々はラメラがそれを狙っていることを知っているし、ジャンプして入ってきた」と、こちらもPKは妥当ではないと主張している。

 2つの疑惑のPKをとった副審についてリバプール指揮官は、「彼は興味の中心にいたいと思ったのだろう」と酷評した。

 リバプールにとって厳しい試合だったが、2つのPKがなければ勝ち点3を手にしていた可能性は高い。それだけに、指揮官の怒りは簡単にはおさまらないようだ。

【了】

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