セビージャのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督【写真:Getty Images】
セビージャは現地時間3日、リーガエスパニョーラ第22節のエイバル戦を1-5で落とした。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、ファンに謝罪すると同時に、エイバルのホームスタジアムであるイプルーアが「奇妙」だと訴えている。
シーズン途中からセビージャを率いるモンテッラ監督は、「我々は非常に残念に思っている。まずはファンに謝罪したい」と大敗後にコメント。「ただ、水曜日の試合(レガネス戦)で我々の国王杯決勝進出を信じてサポートしてくれることを信じている」と語った。
イタリア人指揮官はエイバルのパフォーマンスが良かったことを称賛しつつ、思い通りにいかなかった理由を分析。「ピッチが非常に小さかった。とても奇妙だ。それで我々が望んでいたプレーができなくなった」と、珍しい指摘をしている。
エイバル公式サイトによると、イプルーアのピッチサイズは103メートル×65メートル。国際規定の105メートル×68メールに比べると若干小さい。セビージャの本拠地サンチェス・ピスフアンが105メートル×70メートルとされており、普段と比べるとやや窮屈かもしれない。
このサイズの差が5失点にどこまで影響を与えたかは分からないが、7日のレガネス戦でセビージャは国王杯決勝進出という結果が必要だ。敵地で行われた準決勝進出ファーストレグは、1-1の引き分けに終わっている。
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