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本田圭佑、無回転FK弾で今季6点目。公式戦2桁得点まであと1つ。パチューカは退場者出し敗戦

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
パチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】

【パチューカ 2-3 モレリア リーガMX後期第5節】

 パチューカは現地時間3日、メキシコ1部リーグ後期第5節でモレリアと対戦し、ホームで2-3と敗れた。本田圭佑はフル出場。FKで今季リーグ戦6点目を記録している。

 第4節までに1勝と調子が上がらないパチューカだが、19分に先制点を決めた。グティエレスの左足のミドルシュートがゴール左上に決まり、鮮やかにリードを奪う。

 だが、失点が減らないパチューカは、この日も相手の攻撃を抑えられない。40分、セットプレーからグスマンにゴールを許して1-1となった。

 前半終了間際には状況が悪化。MFホルヘ・エルナンデスが足裏タックルでボールを奪ったあと、倒れた相手の顔を踏んでしまい一発退場。後半を10人で戦うことになった。すると51分、パチューカはレスカノにゴールを奪われて逆転を許す。

 だが、本田は諦めていなかった。

 パチューカは60分、ゴールほぼ正面約30メートルの位置でFKを獲得。キッカーの本田は、直接ゴールを狙った。コースはやや甘かったが、無回転の強力なブレ球をGKは止めることができず、力強くゴールネットを揺らした。

 本田は今季リーグ戦6点目。カップ戦では3ゴールを決めており、合わせて今季公式戦9ゴールとなっている。

 だが、10人のパチューカはやはり劣勢が続く。74分には、やや厳しいジャッジにも見えたがモレリアにPKが与えられると、これを決められて再度勝ち越しを許した。

 本田は84分、ルーレットで2人のDFの間を狙うが、突破ならず。打開しようという意志を示すもチャンスを広げることはできない。

 結局、試合は2-3でパチューカが敗戦。本田のFK弾は、チームの勝ち点につながらなかった。

【得点者】
19分 1-0 グティエレス(パチューカ)
40分 1-1 グスマン(モレリア)
51分 1-2 レスカノ(モレリア)
60分 2-2 本田圭佑(パチューカ)
74分 2-3 ルイディアス(モレリア)

【了】

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