アルゼンチン国旗【写真:Getty Images】
選手が監督に対して自分を試合に起用するよう要求しつつ銃を突きつけ、その後監督が辞任するという物騒な事件がアルゼンチン下部リーグで起きた。リーグ会長がアルゼンチン『ラジオ・スキーア』に向けて明らかにした。
事件はアルゼンチンのコルドバ州の下部リーグで戦うエスクエラ・プレシデンテ・ロカというクラブで起きた。同クラブのMFセサル・パガーニが練習中にクリスティアン・ネイラ監督に銃を向け、現地時間1日に行われた試合に先発起用するよう要求したという。
「監督は辞任した。選手は練習中に彼を銃で脅したんだ。(レギュラーで)プレーしている選手は別にいて、監督はそちらの方が優れていると考えていた。監督には誰が出場するのか決める権利がある」とコルドバ州のリーグ会長はインタビューに答えている。
辞任したネイラ監督は、この一件を警察に届け出たという。「当局が何らかの手を売ってくれることを望みたい。こういう者を自由にしてはいけない。暴力を許すわけにはいかない」とリーグ会長は話している。
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