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元マンCの34歳仏代表SBがセリエA最下位クラブに。目標は「W杯出場」

text by 編集部 photo by Getty Images

バカリ・サニャ
ベネベント加入が決定したバカリ・サニャ【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエAのベネベントは、34歳の元フランス代表DFバカリ・サニャの加入が決定したとして、3日にクラブ公式サイトで発表を行った。

 サニャは昨季限りでマンチェスター・シティを退団し無所属となっていたため、移籍市場の終了後でも他クラブへの加入が可能。ベネベントとは今年6月30日までの短期契約を交わしたが、その後1年間の延長のオプションが設定されているとのことだ。

 今季セリエAに初昇格したベネベントだが、開幕から14連敗を喫して18節まで未勝利という厳しいスタート。22試合を終えて勝ち点わずか7で最下位に沈んでいるが、アーセナルやシティで活躍した経験豊富なサニャを加え、奇跡の残留を目指したいところだ。

『FootballFanCast.com』は、ベネベント入団に際してサニャに独占インタビューを行ったとして同選手のコメントを伝えている。

「過去数ヶ月間に、イングランドやフランス、スペイン、トルコのトップリーグや、MLS、イタリアの他クラブからいくつかオファーがあった」とサニャは明かしつつ、ベネベントを選んだ理由については、「サッカーがスポーツよりもビジネスになってしまったこの時代に、本来サッカークラブにあるべきハートとソウルを持ったクラブだからだ」だと語った。

 ベネベントでプレーすることで、フランス代表としてロシア・ワールドカップに出場することも目標に掲げている。「今でも今年夏のワールドカップに出場できると信じている。ロシアへ行くために全力を尽くすつもりだ」と意気込みを述べた。

【了】

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