ベルギーの名門アンデルレヒトへ移籍した日本代表MF森岡亮太は、新チームでどのような仕事を求められることになるのだろうか。ハイン・ヴァンハーゼブルック監督が森岡について述べたコメントをベルギー『HLN』などが伝えている。

　今季から加入したベルギー1部のワースラント＝ベフェレンで衝撃的な活躍を見せてきた森岡は、冬の移籍市場でベルギー王者へと移籍することが決定。国内最多のリーグ優勝34回を誇る超名門クラブで「10番」を任されることになった。

　アンデルレヒトは森岡の獲得に先立ち、アルジェリア代表MFソフィアン・アンニをロシアのスパルタク・モスクワへ放出していた。森岡にその代役としての役割を求めることは指揮官も認めつつ、異なる部分もあるという考えも述べた。

「森岡はアンニと同じ場所でプレーすることができる。だが、別の選手だ。ソフィアンはラインの間でのプレーが得意で、森岡もそういう仕事ができるが、アンニのゴール前への侵入はベルギーでもトップクラスだった」

「森岡はまだアンデルレヒトやチームメートたちに適応する必要があるが、プレーする準備はできている」とヴァンハーゼブルック監督。「ワースラント＝ベフェレンでやっていたのもとは別のことを要求するかもしれない」とも話しており、前クラブとは異なる役割を求めることも示唆している。

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