今冬にバルセロナへ移籍したMFフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が、今冬にクラブを退団したブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョに言及した。英紙『スカイ・スポーツ』が報じた。
コウチーニョは今冬、1億6000万ユーロ(約216億円)の移籍金でバルセロナに加入。昨夏、クラブに移籍を志願する「トランスファーリクエスト」を提出していた同選手にとっては、念願が叶う格好となった。
2013年の1月から5年間在籍していたコウチーニョを手放したリバプールにとっては、今回の移籍はいくらか痛手となったはず。キャラガー氏も「この期間を成功と分類することはできない。なぜなら我々はチーム一の選手を失ってしまったからだ」と嘆いている。
一方で、同氏はコウチーニョが高額の移籍金に見合った選手ではないとの持論を展開。今冬よりも昨夏の時点で売却をするべきであったと指摘している。
「コウチーニョはそんないい選手ではない。1億4000万ユーロ(約189億円)の価値もない。夏にそれよりも少ない金額を手に入れて、今の時期にそれを使えていた方が良かった」
今季の冬の移籍市場における史上最高額をたたき出したコウチーニョは、新天地バルセロナでその価値を証明することができるのだろうか。
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