ドルトムントのMF香川真司【写真:Getty Images】
【ケルン 2-3 ボルシア・ドルトムント ブンデスリーガ第21節】
ボルシア・ドルトムントは現地時間2日、ブンデスリーガ第21節ケルン戦をアウェイで戦い、3-2で勝利した。香川真司はフル出場。ケルンのFW大迫勇也は体調不良のためベンチ入りメンバーから外れた。
3試合連続ドロー中のドルトムントは35分に先制する。左サイドのトルヤンが深い位置まで侵入すると、ニアに走った香川が相手の注意をひき、中央でバチュアイがゴール。オーバメヤンの代わりとしてこの冬の移籍市場で獲得した新戦力がいきなり結果を出した。
さらに45分、ドルトムントは香川のパスを受けたトルヤンのクロスがバチュアイに当たってゴールネットが揺れる。だが、こちらはバチュアイの位置がオフサイドで得点が認められない。
1点差で前半を終えたことは、ケルンにとって大きかった。最下位チームは60分、ハインツのシュートをGKが弾いたこぼれ球にツォラーが食らいついて同点弾。すぐにドルトムントはバチュアイのゴールで勝ち越したが、ケルンはセットプレーで追いついた。
それでも、得点力が戻ってきたドルトムントが突き放した。84分、カウンターで数的優位をつくると、シュールレがシュート。DFに当たったボールがゴールに吸い込まれ、3-2となる。
終盤にサンチョが負傷でピッチを出るアクシデントもあったドルトムントだが、なんとか耐え抜いて勝利。4試合ぶりに白星を手にしている。
【得点者】
35分 0-1 バチュアイ(ドルトムント)
60分 1-1 ツォラー(ケルン)
62分 1-2 バチュアイ(ドルトムント)
70分 2-2 メレ(ケルン)
84分 2-3 シュールレ(ドルトムント)
【了】