ポルティモネンセに所属する中島翔哉【写真:Getty Images】
冬の移籍マーケットの締め切り間近(ポルトガルは2月2日まで)となったが、複数のクラブが獲得に乗り出していたポルトガル1部のポルティモネンセに所属する23歳FW中島翔哉はチームに残留することになりそうだ。1月31日にポルトガルメディア『rr.sapo』が報じている。
中島に関しては、ポルトガル強豪(ポルトとベンフィカ、スポルティングCP)の3クラブ、ブンデスリーガのヴォルフスブルクとフランクフルト、ウクライナ名門のシャフタール・ドネツクが獲得に動いていた。しかし、ポルティモネンセのロディネイ・サンパイオ会長は条件満たさない限り今冬の売却はないと断言している。
同メディアによると、サンパイオ会長が「中島はおそらく出ていかない。直接的な交渉はまだ何もない。今日成立するのは難しいだろう。よって、彼はポルティモネンセに残る」と語ったという。また、売却条件としては契約解除金に設定されている1000万ユーロ(約13億5000万円)のオファーが届いた場合のみとのこと。
スポルティングCPは最初に買い取りオプション付きレンタルのオファーを提示。しかし、断られたため700万ユーロ(約9億5000万円)で保有権の80%を買い取る提案も出していた。だが、妥協しないポルティモネンセはこれも拒否している。
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