リヤド・マフレズはレスター残留へ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは今冬最後の交渉をまとめることができなかったようだ。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが、一斉にレスター・シティのMFリヤド・マフレズ獲得失敗を報じた。
移籍市場が開くたびにレスター退団が噂になるマフレズだが、今回はシティとの交渉のためクラブにトランスファーリクエスト(移籍志願書)を提出していたと伝えられている。しかし、レスター側に主力を手放す意思はなかった。
シティはこれまで3度のオファーをレスターに拒否され、31日になって総額6500万ポンド(約100億円)にのぼる「現金+選手譲渡」のパッケージオファーを提示したという。しかし、4度目も実らず。
レスターはシティに対し「現金+選手譲渡」で総額9500万ポンド(約147億円)を要求したようだ。やはりマフレズを手放すのであれば、代役になれる選手を確保しなければならない。シティ側が誰の譲渡を提案したかは判明していないが、150億円にも迫る要求を呑むことはできなかったとみられる。
また、シティは並行してウクライナの強豪シャフタール・ドネツクに所属するブラジル代表MFフレッジにも触手を伸ばしていたようだが、こちらも拒否されてしまった様子。冬の移籍市場でクラブ史上最高額を支払ってアスレティック・ビルバオからDFエメリック・ラポルトを獲得し守備の強化には成功していたが、攻撃陣の補強は失敗に終わりそうだ。
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