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「今のサッカーはつまらない」。ネイマール、対戦相手を“侮辱”したと批判受け不満

text by 編集部 photo by Getty Images

ネイマール
パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、対戦相手に対して侮辱的な態度を取ったとして批判の対象となっている。仏紙『レキップ』などが伝えた。

 PSGは現地時間30日に行われたフランス・リーグカップ準決勝の試合でレンヌと対戦。3-0のリードを奪ったあとFWキリアン・ムバッペがラフプレーで退場となり、終盤に2点を返されながらも、3-2の勝利で5年連続の決勝進出を決めた。

 物議をかもしているのは、ネイマールがこの試合の終盤に見せたプレーだ。サイドチェンジを受けたネイマールはボールをわざわざ背中でトラップしたあと、相手選手が近寄ってくるとボールを浮かせて頭上を抜いた。必要以上に技術を誇示するプレーが挑発的だと捉えられるのはバルセロナ在籍時にも何度かあったことだ。

 さらに試合終了間際には、ネイマールは相手選手を倒してファウルを取られたあと、ボールを意図的に遠くへ蹴ったことで遅延行為による警告を受けた。倒れた相手選手には立ち上がるのを助けるように手を差し伸べたが、相手が手を出したところで自分の手を引っ込め、笑顔を浮かべつつその場を離れていった。

 これらの行為が侮辱的であるとして批判されながらも、ネイマールは自身のスタイルを貫く姿勢を見せた。「今のサッカーはつまらない。何もさせてもらえず、何でも騒動になってしまう。手を引っ込めるのも、友人たちにやっているようなことだ。なぜ対戦相手にやってはいけないんだ。単なるジョークだよ」と試合後にコメントしている。

【了】

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