ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに所属するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、いよいよアーセナルへの移籍決定に近づいているようだ。現地時間30日にロンドンへ向かう飛行機に搭乗するためドルトムントの空港に姿を見せたところが目撃された。
独紙『ルールナハリヒテン』の記者フロリアン・グレーガー氏がドルトムント空港でオーバメヤンの姿を捉え、写真および動画をSNSで投稿した。オーバメヤンは父親および兄弟とともに車から荷物を下ろし、空港エントランスへ入っていく姿が写されていた。
オーバメヤン一行はロンドン近郊のルートン空港へ向かう便に乗って英国入りしたとみられている。移籍市場最終日の31日にはアーセナル加入のためのメディカルチェックを受け、正式に契約を交わすことが見込まれる。
アーセナルとドルトムントは、移籍金5500万から6000万ポンド(約84億8000万~約92億5000万円)で合意したと複数メディアが伝えている。アーセナルでの報酬はチーム最高額の週給18万ポンド(約2780万円)になるという。
一方でアーセナルのFWオリビエ・ジルーはチェルシーへの移籍が濃厚。移籍金1800万ポンド(約27億8000万円)で両クラブが合意に達したと英紙『ミラー』などが報じている。さらにチェルシーのFWミチ・バチュアイはレンタルでドルトムントへ移籍し、“三角移籍”の形となることが見込まれている。
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