ムアントン・ユナイテッドのトチワタン・シーバーン監督【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)予選プレーオフの試合が30日に行われ、柏レイソルがタイのムアントン・ユナイテッドと対戦した。
ACL本戦出場を懸けた一発勝負は前半をスコアレスで折り返したが、後半に柏がFWクリスティアーノの2点とFW伊東純也の1点で3得点。3-0の勝利でグループステージ出場を決めた。
ムアントンのトチワタン・シーバーン監督は試合後の会見で、チームに数人の負傷がいたことも敗因のひとつだと述べつつ、柏の力が上回っていたことも認めた。
「柏のレベルが高いので、色々作戦を立てたが、選手の怪我もあってそれが影響してしまったと思う。最初は頑張っていたが、寒さもあり、柏が勝ったことを認める」とコメント。ムアントンとの差について、「タイと比べてスキルが高い。タイはそこがまだまだ足りないと思う」と述べた。
この日の試合に出場したDFテーラトン・ブンマタンはヴィッセル神戸へ、FWティーラシン・デーンダーはサンフレッチェ広島へそれぞれ移籍することが決定している。「2人には日本のチームに入って、そこで日本の技術などを勉強して、2人がうまくなってほしい。彼らがうまくなればタイにもいい影響があると思う」と指揮官は日本での成長への期待を口にしている。
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