サッカー選手を目指しているというウサイン・ボルト【写真:Getty Images】
陸上の元五輪金メダリストであるウサイン・ボルト氏は、メジャーリーグサッカー(MLS)への新規参入が認められたマイアミのクラブに、選手として入団したいと考えているようだ。
元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏らがオーナーを務めることで注目されていたマイアミの新クラブは、正式にMLS新規参入が認められたことが29日に発表された。チーム名やエンブレムなどは近日中に発表し、2万5000人収容の新スタジアムをマイアミ中心部に建設した上で、2020年にリーグに参入することが見込まれている。
MLS新規参入の決定に、サッカーだけでなく各界から祝福のメッセージが寄せられた。MLS公式ツイッターで投稿された動画の中で、ブラジル代表FWネイマール、歌手・女優のジェニファー・ロペス、テニスのセリーナ・ウィリアムズ、ベッカム氏の妻であるビクトリア・ベッカムや子供たちなどがお祝いの言葉を述べている。
ボルトもベッカム氏のクラブに祝福のメッセージを送った中の一人。だがその言葉は、「真剣な話として、もしストライカーが必要なら、オレこそがその男だ。ゴールが必要ならオレこそがその男だ」というものだった。
ボルトは昨年陸上競技を引退して以来、本格的にサッカー選手を目指すような動きを見せている。3月にはボルシア・ドルトムントの練習に参加することが見込まれ、今週も南アフリカの強豪マメロディ・サンダウンズで練習に参加していた。“人類最速の男”がベッカム氏のクラブでプレーすることもあり得るのだろうか。
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