ケルン時代のアントニー・モデスト【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは中国の天津権健でプレーしているFWのアントニー・モデストと話し合いの場を設けるようだ。独紙『シュポルト・ビルト』が報じている。
同紙によると、ドルトムントはアーセナルへの移籍が近づいているとされるガボン代表のFWピエール=エメリク・オーバメヤンの代役としてかつてケルンで活躍したモデストと近いうちに接触すると伝えている。
モデストの代理人を務めるパトリック・メンデス氏は同紙の取材に対し「ドルトムントは大きなクラブであり当然アントニーにとって魅力があるクラブだ」とかつてのライバルクラブへの印象を語った。
ドルトムントからの接触はまだないとしながらも「彼はドイツやブンデスリーガにとても居心地の良さを感じている事は隠すことのできない事実だ。我々は全てを聞く準備がある」と今後交渉に応じる姿勢を見せている。
なお独誌『キッカー』ではチェルシーのベルギー代表FWのミチ・バチュアイがドルトムントの本命であると伝えている。しかしモデストは昨季ブンデスリーガで25得点を挙げた実績がありペーター・シュテーガー監督とは師弟関係という間柄という点からも移籍の可能性も否定できなさそうだ。
オーバメヤンの移籍を含め移籍市場が閉まるまで目が離せない状況が続きそうだ。
【了】