ユベントスのジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、28日に40歳の誕生日を迎えた。伊テレビ『Rai1』の番組に出演した同選手は、現役引退後の見通しなどについてコメントしている。
17歳でのデビュー以来第一線で活躍を続けてきたブッフォン。当初は今シーズン終了後に、イタリア代表としてロシア・ワールドカップ(W杯)に出場したあと現役を引退する意向を明らかにしていた。
だが、イタリアがまさかのW杯予選敗退に終わったことでブッフォンの未来も不透明なものとなった。来シーズン以降まで現役を続行する可能性も示唆しており、必ずしも今季終了後に引退するとは明言していない。
今後の去就について、「ユベントスの会長と会って話をするつもりだ。会長とクラブの助けを得て、一番良い選択をすることができるだろう」とブッフォンはコメント。引退後については「もちろん、サッカー界で何かをすることになると思う。クラブ役員なのか、監督なのか分からないけどね。引退したあと、半年は考えてから次の目標を決めたい」と話している。
セリエAで通算629試合に出場しているブッフォンだが、負傷の影響もあり最近7試合を欠場中。今季の残り試合は16試合となったため、パオロ・マルディーニ氏が保持する647試合出場の最多記録には、現役を続行しない限り届かないことが確定した。
「僕はたくさんの記録を作ってきた。セリエA出場記録がマルディーニのものであり続けたとしても、それで満足だよ。彼は友人でもあり、偉大なチャンピオンだからね」とブッフォンは記録にこだわらない姿勢を見せている。
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