マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、就任から通算100試合目を迎えたが、ここまでの勝率は過去に率いたチームの中で2番目に低いものとなっている。英メディア『BBC』が伝えた。
モウリーニョ監督は2016年夏にユナイテッド監督に就任。55歳の誕生日だった現地時間26日にFAカップ4回戦の試合でヨービル・タウンと対戦し、4-0の快勝を収めた。この試合がユナイテッドでの就任100試合目となった。
プレミアリーグではこれまで62試合を戦って34勝20分け8敗という成績。他の大会も含めると、100試合で62勝23分け15敗を記録し、勝率は62%となっている。
モウリーニョ監督はこれまで監督として延べ8チームを率いており、キャリア初期のベンフィカとウニオン・レイリアを除く6チームで100試合以上を戦っている。100試合時点での勝率62%という成績は、その中で2番目に低いものだ。
最初の100試合の勝率が最も高かったのはレアル・マドリーでの77%。ポルトでは74%、チェルシーでは一度目の就任時に72%、二度目の就任時に64%を記録している。今回のユナイテッドでの勝率を下回っていたのは、60%だったインテルのみだ。
ポルト、チェルシー(2回)、インテル、レアル・マドリーではいずれも就任2年目までにリーグ優勝のタイトルを獲得してきたモウリーニョ監督だが、ユナイテッドでは昨季を6位で終え、今季は2位に位置しているとはいえ首位マンチェスター・シティと12ポイント差。ここから逆転でジンクスを守ることができるだろうか。
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