16歳のピエトロ・ペッレグリ、移籍金は総額42億円【写真:Getty Images】
モナコは27日、ジェノアからFWピエトロ・ペッレグリを獲得したことを発表した。16歳の有望株は、期待の大きさを気にしないようにしている。
ペッレグリは15歳280日でセリエAデビューを飾り、昨年9月には16歳184日で初の1試合2ゴールを達成。これはセリエAの史上最年少記録である。
この才能には多方面から注目が集まっており、最近までユベントスが獲得を狙っていた。だが、総額3100万ユーロ(約42億円)の移籍金を用意したモナコとの争奪戦に敗れている。
モナコはさらに、ペッレグリを将来4000万ユーロ以上で放出した場合、移籍金の10%をジェノアに支払うという条件も付けたようだ。
サッカー史上最高額の16歳になった同選手は、「お金は考えない。まだ興味がないんだ。プレーしたいし、どう楽しむかを考える」とコメント。「ジェノアの下部組織でやっていた1年前に、僕がモナコへ移籍することになるって言われたら、夢みたいなことだと思ったはずだ。ジェノアが僕にしてくれたことに感謝しているけど、旅立つときがきた」と話している。
モナコといえば、昨年夏にパリ・サンジェルマンへ引き抜かれたFWキリアン・ムバッペを輩出したクラブ。ペッレグリはモナコでどのような成長を遂げるだろうか。
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