ミーディン国立競技場に集まった7万人を超えるベトナムファン【写真:『tienphong』のスクリーンショット】
AFC U-23選手権の決勝が27日に行われ、U-23ベトナム代表はU-23ウズベキスタン代表と対戦し、延長戦の末に1-2の敗戦を喫した。試合中、ベトナム国内ではとてつもない数のファンが声援を送っていたと、27日にベトナムメディア『tienphong』が報じている。
試合が行われたのは中国江蘇省常州市にある常州オリンピック・スポーツセンター・スタジアム。雪が降りしきりピッチが真っ白に染まる中、両チームは死闘を繰り広げ1-1のまま延長戦にもつれこむ大熱戦に。
一方で、ベトナム国内にあるミーディン国立競技場には7万人から8万人のファンが訪れ、パブリックビューイングを通して大きな声援を送っていた。収容人数4万人を超えて、実に2倍に匹敵する人々が訪れていたことになる。
当然、スタンドに埋まり切らずピッチ上にも溢れることになるが、それでもすし詰め状態だ。サッカー人気の高さを裏付ける動員力と言えるだろう。試合は延長戦終了間際に勝ち越しゴールを奪われてベトナムは破れてしまったが、準優勝に輝いたことは歴史的快挙となっている。
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