ブラジル代表でのプレー経験もある元FWのワルレイ氏が強盗に襲われ、ナイフで背中2ヶ所を刺されて重傷を負うという事件が起きた。ブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えている。

　報道によれば、事件はブラジル・パライバ州の州都ジョアン・ペソアで現地時間26日未明に発生。ワルレイ氏は路上で2人の強盗に襲われ、携帯電話と車の鍵を差し出したが、逃げようとしたところを背後からナイフで刺されたとのことだ。

　犯人は携帯電話のみを奪って逃走し、車は奪われなかったようだ。ワルレイ氏は自ら車を運転して近くに住む友人に助けを求め、その後病院へ緊急搬送された。刺された傷は重傷であり手術を要したが、容態は安定しており命に別状はないと伝えられている。

　現在39歳のワルレイ氏は、イタリア国内ではサンパウロやグレミオ、パルメイラスなど名門クラブでもプレー。イタリアのウディネーゼにも1999年から2003年まで在籍した。

　1999年にはブラジル代表としてコンフェデレーションズカップにも出場。2016年にパライバ州のボタフォゴPBで現役を引退し、現在は同クラブでディレクターを務めている。

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