トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】
トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、将来的に監督就任する可能性がないとして3クラブを除外。一方で噂されるレアル・マドリーには触れなかったと、25日に英紙『デイリー・メール』が報じた。
マドリー率いるジネディーヌ・ジダン監督が解任された場合の後任候補としてポチェッティーノ監督の名前が浮上している。同監督はマドリー就任の可能性について「サッカーでは何が起きるか決してわからない」と明言を避けた一方で「ただ、私がアーセナルやバルセロナの指揮官になることは決してない。なぜなら、トッテナムやエスパニョールのライバルだからだ。ニューウェルズ・オールドボーイズで育っただけに、ロサリオ・セントラルへ行くこともないだろう。これが私の決断だ。これらのクラブに行くくらいなら農場で仕事する方が良い」と答え、3クラブを除外した。
ポチェッティーノ監督を失うことはトッテナムにとって大きな損失だ。ただ、トッテナムにとっての懸念材料はこれだけではない。2シーズン連続のプレミアリーグ得点王であり、2017年の欧州年間得点王でもあるイングランド代表FWハリー・ケインが移籍する可能性もある。マドリーやマンチェスター・ユナイテッドが獲得を狙っているからだ。
伊メディア『トゥットメルカートウェブ』によれば、マドリーがポチェッティーノ監督とケインを両取りする可能性があるため、同監督の契約延長を考えているという。
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