神戸に移籍したティーラトン【写真:Getty Images】
昨年は、北海道コンサドーレ札幌にタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンが加入。今年はサンフレッチェ広島にタイ代表FWティーラシン、ヴィッセル神戸にタイ代表MFティーラトンが加入するなど、最近タイ人選手のJリーグ行きが急増している。この状況に刺激を受けているのがインドネシアだ。
インドネシアメディア『sumber』は「東南アジアのタイ人選手は現在、多くの外国人選手を起用するために用意された枠を活用して、Jリーグで存在感を示している」とし、ティーラトンの神戸加入を伝えた。
さらに、かつてヴァンフォーレ甲府などでインドネシア人選手が在籍していた例を挙げ「上手くいけば、インドネシアの選手たちもタイのように試合のレベルを上げることが出来るだろう。タイのようなアジアのクラブは、最近日本を目指す所が増えている」と報じている。
FC東京は27日に「Jリーグアジアチャレンジ」でインドネシア王者のバヤンカラFCと対戦する。この試合で輝きを放つインドネシア人選手が発掘されるかもしれない。
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