バルセロナのDFハビエル・マスチェラーノ(左)とFWリオネル・メッシ(右)【写真:Getty Images】
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、今冬にクラブを退団する3選手に別れのメッセージを送っている。
今冬にリバプールからブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョを、ブラジルのパルメイラスからコロンビア代表DFジェリー・ミナを獲得したバルセロナは、同時に3人の選手の退団を発表。DFハビエル・マスチェラーノ、MFラフィーニャ・アルカンタラ、MFアルダ・トゥランがそれぞれ新たなチームでキャリアを続けることとなる。
同時に3人の選手がクラブを去ることを受け、既にトップチームでのプレー14年目を迎えているメッシが、自身のフェイスブックやインスタグラムのアカウントでそれぞれに向けた言葉を贈っている。
トルコ1部のイスタンブール・バシャクシェヒルへの2年半の期限付きで移籍したアルダに対しては、メッシは「アルダ、母国での新たなステージでの幸運を祈っている。きっと素晴らしいものになるよ」とメッセージ。
また、同じく買い取りオプション付きの半年の期限付き移籍でインテルへ加入したラフィーニャには「ラフィーニャ、イタリアでの大きな成功を祈っている。近くで見守っているよ」という言葉が送られた。
一方、2010年の夏から7年半もの間クラブでともにプレーをしてきたマスチェラーノに対しては、メッシも特別な思いを抱いている。クラブだけでなく代表でも苦楽を共に過ごしてきた同僚の退団は、長年バルセロナでプレーしてきた同選手にとってもつらいことであるようだ。
「マスチェ、君に関しては、多くの試合や瞬間を共に過ごしてきたんだ。言葉なんかいらない。君がいなくて寂しくなるだろうし、ロッカールームに着いて君がいないなんて変な感じがすることは君もわかると思う。でもまあ、僕らは代表ですぐに会うようになるさ」
マスチェラーノは、今後は中国の河北華夏でプレーすることとなる。長年ともに過ごした盟友からのエールを胸に新天地でも活躍を果たすことはできるだろうか。
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