アイメリック・ラポルトのマンチェスター・シティ移籍が決定的に【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティがアスレティック・ビルバオに所属するフランス代表DFエメリック・ラポルトを獲得することが決定的となった。英『スカイ・スポーツ』が報じている。
ビルバオの下部組織出身で若くして将来を嘱望されている23歳のラポルトに対し、シティは契約に定められた違約金の満額にあたる5700万ポンド(約89億円)を支払うという。これはケビン・デ・ブライネ獲得に要した5500万ポンド(現在のレートで約85億円)を超えるクラブ史上最高額となる。
ラポルトは未だフランス代表デビューを飾れていないが、身長191cmの大柄な体格に似つかわしくない安定した足もとの技術も備えたモダンなセンターバックで、今季はリーグ戦19試合に出場している。プレミアリーグは初挑戦だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を強く望んでいるようだ。
シティはラポルトの他にもレアル・ソシエダに所属するスペイン代表DFイニゴ・マルティネスにも関心を示しているとされる。圧倒的な強さでプレミアリーグ首位に立つチームは、2人の実力派センターバックの補強で優勝に向けてより磐石な陣容を整えようとしている。
【了】