マンチェスター・シティ退団から半年…バカリ・サニャがセリエA参戦へ【写真:Getty Images】
昨季限りでマンチェスター・シティを退団して無所属の状態が続いていたフランス代表DFバカリ・サニャの新天地がまもなく決まるようだ。仏紙『レキップ』などが報じている。
アーセナルやシティで活躍し、フランス代表として65試合の出場歴を持つサニャは、セリエAで最下位のベネベント加入間近だという。実現すれば同選手にとって初めてのイタリアでのプレーとなる。
昨夏から所属クラブがないサニャには、トルコのシヴァススポルやブルサスポルからも接触があったようだが、選手自身が加入に難色を示して契約には至らなかった。34歳になったベテランサイドバックはセリエAのような欧州トップレベルでの戦いの場を求めていたようだ。
サニャ自身もベネベントとの接触を認めているが、「メディカルチェックをパスしたというのは嘘」と先走る報道に制止をかける。そして「僕はすべての提案を分析しようとしている。今、僕はシンプルにプレーしたいし、特に楽しみたい。それが最も重要だ」とベネベント以外からのオファーも検討する姿勢を見せている。
ベネベントはセリエA第21節までを終えてわずか2勝しか挙げられておらず、勝ち点7で残留圏17位のクロトーネには11ポイント差をつけられている。果たしてサニャのイタリア行きはすんなり決まるのだろうか、そして残留への救世主となれるだろうか。
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