オーストラリア代表の監督に就任したベルト・ファン・マルワイク氏【写真:Getty Images】
オーストラリアサッカー連盟が25日、オーストラリア代表の新指揮官に65歳のベルト・ファン・マルワイク氏が就任したと発表した。
チームをロシアW杯出場に導いたアンジェ・ポステコグルー監督が辞任し、後任を探していたオーストラリア代表。候補としてフランス1部のリールを率いるマルセロ・ビエルサ監督やシドニーFCのグラハム・アーノルド監督。オーストラリア代表のアシスタントコーチを務めていたアンテ・ミリチッチ氏など、様々な名前が浮上しながら、なかなか新しい監督が決まらない状態が続いていた。
そして今回、6月のロシアW杯を半年前にして、ようやく新指揮官が決定。ベルト・ファン・マルワイク氏は、フェイエノールトやドルトムント、オランダ代表やサウジアラビア代表を率いた経験がある。
昨年9月まで率いていたサウジアラビア代表では、ロシアW杯アジア最終予選の最終節で日本代表に勝利し3大会ぶりの本大会出場に導いていた。フェイエノールトを率いていた2002年には、UEFAカップ(現:ヨーロッパリーグ)制覇も成し遂げている。また、2010年の南アフリカW杯ではオランダ代表監督してチームを準優勝に導くなど輝かしい実績を持っている“名将”だ。
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