原口元気【写真:Getty Images】
現地時間23日、ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフはヘルタ・ベルリンから日本代表FW原口元気をレンタル移籍で獲得した。24日付けの独紙『ビルト』は原口のデュッセルドルフ移籍の裏側を報じている。
同紙は「ヘルタ、ハラグチのブレーメンを禁止した」との見出しでデュッセルドルフに移籍した経緯を伝えている。
現在16位と下位に低迷しているブレーメンは主力として活躍していたMFフィン・バルテルスがアキレス腱断裂の大怪我で今季中の復帰は絶望的となっている。そこで目を付けたのがヘルタ・ベルリンで出場機会に恵まれていなかった原口だった。
ブレーメンはヘルタで公式戦106試合に出場している経験豊富な原口がならすぐにフィットすると考えたようだ。しかしこの移籍は実現しなかった。どうやらヘルタ側が同一リーグに原口を移籍させる事を拒否した模様だ。その結果、2部のデュッセルドルフへの電撃移籍が決まった。
なお24日に行われたブンデスリーガ2部第19節でアウエと対戦したデュッセルドルフは2-1で勝利した。この試合で原口は62分に移籍後初出場を果たした。
残念ながら得点を挙げることが出来なかったが、出場機会を得るために移籍を決断した原口が今後新天地でどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
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