ジョニー・エバンスはアーセナルへ移籍か【写真:Getty Images】
アーセナルはウェストブロムウィッチで好調の北アイルランド代表DFジョニー・エバンスの獲得に近づいているようだ。英紙『テレグラフ』が報じた。
マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、トップチームの一員としてプレミアリーグ制覇の経験もあるエバンスには、今冬の移籍市場でマンチェスター・シティが触手を伸ばしていると伝えられてきた。
しかし、そのシティがターゲットを変更してアスレティック・ビルバオに所属するフランス代表DFエメリック・ラポルト獲得に動き、契約解除に必要な違約金の満額にあたる6500万ユーロ(約88億円)を支払う見込みとなった。
また、シティはレアル・ソシエダに所属するDFイニゴ・マルティネスの獲得にも乗り出しており、エバンスへの関心を失ったという。それによって30歳になった北アイルランド代表DFのアーセナル行きも進みそうだ。
アーセナルではロラン・コシエルニーや今季限りで現役引退のペア・メルテザッカーが怪我がちで、3バックで起用される若い選手たちが不安定さを露呈している。そこに入る経験豊富なエバンスが安定感をもたらし、チームの救世主となるかもしれない。今季はリーグ戦21試合、1816分間出場と堅実にハイパフォーマンスを維持しているだけに、実現すればアーセナルにとっては大きな戦力アップになるはずだ。
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