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クロップ監督、チームの「献身性」に自信。“サンチェス”はリバプールにあらず!?

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、冬の移籍市場に言及した。英紙『リバプール・エコー』が伝えた。

 冬の移籍市場について質問を受けたクロップ監督は、「リバプールの選手は誰一人今シーズン中にプレミアリーグの他クラブへ移籍することはない」と断言。選手たちへの信頼の大きさを示した。

 クロップ監督がこうした発言をした背景には、アーセナルから今冬にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍を果たしたチリ代表FWアレクシス・サンチェスの存在がある。来夏でクラブとの契約が切れることとなっていた同選手は、4年半の契約でライバルチームへと移籍。古巣のファンの中には、元エースの決断に失望している人も少なくはないだろう。

 クロップ監督は、自身の選手たちへ大きな信頼を寄せる理由としてその「献身性」を挙げている。

 「我々は10年間も一緒にやってきたというわけではない。まだ始まったばかりというだけでなく、すべてが新鮮なんだ。進化の方向性は正しい方に向いていると思う」

 リバプールは、今冬にブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョを移籍金1億6000万ユーロ(約215億円)でバルセロナに放出している。移籍したのは国外のチームではあったものの、クラブにとって損失は小さくはなかったはずだ。

 今季は以前よりもよりスピーディーな攻撃を武器にまとまりのあるチームとなっている印象のリバプール。指揮官も信頼を置くほどのその「献身性」で、これから先も勝利し続けていくことができるのだろうか。

【了】

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