アレッサンドロ・デル・ピエロ、ロナウド、ディエゴ・マラドーナ【写真:Getty Images】
選手の移籍金が高騰する一方の現代のサッカー界で、往年の名選手たちがもしプレーしていたとすれば移籍金の額はどれほどだろうか。伊紙『レプッブリカ』が試算を伝えている。
昨年の夏には、バルセロナに在籍していたブラジル代表FWネイマールが2億2200万ユーロ(約301億円)という金額でパリ・サンジェルマンへ移籍した。それまでのサッカー界の史上最高額を一気に2倍以上へと更新する驚愕の移籍だった。
この冬の移籍市場でも、MFフィリッペ・コウチーニョが歴代2位となる1億6000万ユーロ(約217億円)でリバプールからバルサへ移籍。他にも無数の選手に数十億円以上の価値がつけられるなど、サッカー界の移籍金はここ数年で大幅に高騰している。
『レプッブリカ』では、科学的手法に基づいて選手の価値を算出するという「Playratings」で過去の選手たちの仮想の移籍金を試算。2006/07シーズンに31歳でセリエA得点王となった時点でのFWフランチェスコ・トッティは8600万ユーロ(約116億円)になるという。
また、イタリア史上最高の選手の一人と言われるジジ・リーバは1億1539万ユーロ(約156億円)。ユベントスのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロは、イタリア人選手として歴代最高額の1億3370万ユーロ(約181億円)だとされている。
イタリアでプレーした外国人スター選手は、その金額をさらに大きく上回る。ディエゴ・マラドーナは3億2800万ユーロ(約444億円)、元ブラジル代表のFWロナウドは歴代最高額の4億3300万ユーロ(約586億円)という数字が弾き出されている。
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