ヘルタ・ベルリンの原口元気【写真:Getty Images】
ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表FW原口元気は、他クラブへの移籍に近づきつつあるようだ。ヘルタから、チームの練習を離脱することが発表された。
ヘルタは23日にツイッターの公式アカウントで、原口が「スポーツ面での未来を明確にするために」練習を離脱するとの発表を行った。具体的には、他クラブへの移籍に向けた動きのためチームを離れると思われる。
独誌『キッカー』は、その移籍先がFW宇佐美貴史も所属するドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフになる見通しだと伝えている。ヘルタは今年6月までとなっている原口との契約を2019年まで延長した上で、今年夏までのレンタルで原口をデュッセルドルフへ移籍させる考えだという。
デュッセルドルフの他にも、古巣の浦和レッズやブレーメン、イングランドの2クラブも原口の獲得に関心を示していたとされている。ブレーメンからの関心は、ヘルタが直接のライバルの補強に手を貸すことを望まなかったこともあり、具体的なオファーには発展しなかったとのことだ。
2014年に加入したヘルタで主力としてプレーしていた原口だが、今季は出場機会が激減。日本代表としてのロシア・ワールドカップ出場を目指すためにも、出場機会を得られる環境を望んでいるとみられる。その戦いの場は、2部で首位に立つデュッセルドルフになるのだろうか。
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