ベルギーで活躍中のMF森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部のワースラント=ベフェレンに所属する日本代表MF森岡亮太に他クラブへの移籍の噂が立っている。
森岡は今季ここまでで公式戦通算8ゴール10アシストを記録。その活躍ぶりからベルギーの名門アンデルレヒトや、日本のDMMグループが最近経営権を獲得したシント・トロイデンなど国内の複数のクラブから関心を持たれている。
今冬の移籍の可能性もある森岡だが、ベフェレンのダーク・ヒュイック会長は同選手のクラブ残留を強く願っている。ベルギーメディア『RTBF Sport』が伝えた。
「リョウのことが記事に書かれていなければいないほど良い。彼は数百万ユーロ以上の価値があるんだ。我々は彼が出ていかないように努めるつもりだ」
そう語ったヒュイック会長は続けて、森岡が来年の6月にW杯を控えている状況が、同選手のクラブ残留につながるとの見解を示した。
「私は心配していない。リョウには一つの目標がある。W杯だ。もし彼がロシアに行きたいなら、我々のもとに残ってくれるだろう」
確かに今冬に他クラブへ移籍するとなれば、そこから新たにポジション争いに挑むなど試練が続くことになる。果たして今後、ベルギーで大活躍中の森岡の去就はどのような展開を迎えるのであろうか。
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