日本代表の井手口陽介【写真:Getty Images】
スペイン2部のクルトゥラル・レオネサに加入した日本代表MF井手口陽介は、現地時間21日に行われた試合で欧州デビューを飾った。保有権を持つリーズ・ユナイテッドのファンも、井手口のプレーをおおむね好意的に評価しているようだ。
井手口はガンバ大阪からイングランド2部のリーズへ完全移籍した上で、今シーズン末までの期限付き移籍でクルトゥラルに加入。21日に行われたリーガエスパニョーラ2部第23節のオサスナ戦でベンチに入り、80分からの交代で投入された。
積極的にロングシュートを狙うなどのプレーも見せたが、89分にはファウルでイエローカードを受ける場面も。試合は井手口の投入時点からスコアが動くことはなく、クルトゥラルは1-2で敗れる結果に終わった。
来シーズン以降に井手口がプレーすることになると見込まれるリーズのファンも、スペインでのデビューを興味深く見守っていたようだ。英メディア『HITC』は、SNSでのファンの反応を伝えている。
短時間のプレーではあったが、リーズファンにはある程度好印象を与えた様子。「良いポジション取りをして、落ち着いてボールを持って、何度か悪くないパスを出していた」「早くも素晴らしいビジョンを見せ始めていた」「リーズにもすぐにフィットするだろう」などのコメントが紹介されている。
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