シャルケのレオン・ゴレツカ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まっているシャルケ所属のドイツ代表MFレオン・ゴレツカは今冬にもバイエルンに加わる可能性があるのだろうか。
現地時間19日、ゴレツカはバイエルンと2018年7月1日から2022年6月30日までの4年契約に合意した。バルセロナやリバプールなどビッグクラブも獲得を狙った逸材は契約満了をもってシャルケを退団するため移籍金は発生しない。
そのような事情もありシャルケは少しでもお金を得るために今冬にゴレツカをバイエルンに売却したい意向を持っていると21日付けの独メディア『fussballtransfers』が報じている。
この報道を受けバイエルンのハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)はブンデスリーガ第19節ブレーメン戦の前に独メディア『スカイ』で「ゴレツカはシャルケをチャンピオンズリーグに導くために全力を尽くすだろう」と今冬での加入に対し消極的な発言をしている。
一方でバイエルンは国内リーグの他にドイツ杯(DFBポカール)やチャンピオンズリーグ(CL)を戦わなければならず今後過密日程となる。ゴレツカを前倒しして獲得出来れば選手のやりくりにも余裕が生まれるというメリットもあるだろう。
果たして22歳の将来のドイツサッカー界を担う逸材が今冬でドイツ王者に加入する事はあるのだろうか。
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