リバプールのダニエル・スタリッジ【写真:Getty Images】
インテルは、リバプールに所属するイングランド代表FWダニエル・スタリッジの獲得に向けて前進しつつあるようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
インテルがこの冬の移籍市場でスタリッジの獲得を検討していることは以前から報じられていた。セビージャが獲得に向けて優位に立ったとの報道もあったが、インテル側にも交渉の進展に繋がる動きがあったようだ。
そのひとつは、ブラジル人FWガブリエル・バルボサ(ガビゴル)の放出が決まる可能性が高くなっていること。現在ベンフィカにレンタル中のガビゴルは、古巣サントスへのレンタルが合意に近いとみられている。
ガビゴルの年俸はサントスが負担する形となることが見込まれており、レンタル料と合わせて、インテルは新たな補強資金を手にすることができる。さらにFWエデルの放出も検討しているとのことだ。スタリッジとの間では個人合意に達しているとも伝えられている。
伊『スカイ・スポーツ』によれば、リバプールはスタリッジを放出するとすれば有料レンタルの形を見込んでおり、レンタル料200万ユーロ(約2億7000万円)、買い取りオプション行使の場合の移籍金として2000万から3000万ユーロ(約27~40億円)を要求するとみられている。
一方、スタリッジの獲得をインテルと争う新たなライバルも登場するかもしれない。FWエディン・ゼコがチェルシーへ移籍する可能性があると報じられるローマも、スタリッジへの関心を示しているようだ。
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