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38歳アイマール氏、“1試合のみ”の現役復帰へ。古巣でカップ戦出場見込み

text by 編集部 photo by Getty Images

パブロ・アイマール
元アルゼンチン代表のパブロ・アイマール氏【写真:Getty Images】

 元アルゼンチン代表MFのパブロ・アイマール氏は、今週行われるアルゼンチンカップの試合で“1試合のみ”の現役復帰を果たす見通しとなった。アルゼンチン紙『ラ・ナシオン』が伝えている。

 現在38歳のアイマール氏は現役時代、高い技術を誇る攻撃的MFとしてバレンシアやレアル・サラゴサ、ベンフィカなどで活躍。2015年に、デビュー当時に所属したクラブである母国のリーベル・プレートに戻って短期間プレーしたのを最後に現役を退いた。

 昨年6月からはU-17アルゼンチン代表監督を務めているアイマール氏だが、約2年半ぶりに選手としてピッチに立つことになるようだ。故郷のクラブであるリオ・クアルトに加入し、公式戦に出場することが見込まれている。昨年2月にも同クラブでの現役復帰の可能性が伝えられたが、その際は実現には至らなかった。

 アイマール氏は1993年にリーベルの下部組織へ移るまでリオ・クアルトで少年時代を過ごしていた。現在アルゼンチン3部で戦うこのクラブに加入し、現地時間23日に行われるアルゼンチンカップ1回戦のベルグラーノ戦に出場するという。

「私の最後のお別れの試合になる可能性が高い。親善試合ではないのは素晴らしいことだ」とアイマール氏はコメントしている。リオ・クアルトにはアイマール氏の弟であるアンドレスが選手として所属しており、かねてから熱望していたという兄弟共演も実現することになる。

【了】

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