日本代表の森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部リーグ第22節の試合が現地時間の20日に行われ、ワースラント=ベフェレンがシント・トロイデンに3-1の勝利を収めた。ベフェレンの日本代表MF森岡亮太は1アシストを記録して勝利に貢献している。
べフェレンは前半12分に先制。その3分後には森岡からのスルーパスを受けたアレクサンダル・ボリイェビッチが追加点を奪った。直後に1点を返されたベフェレンだが、後半にPKで突き放して3-1で試合を終えている。
アシスト以外にも惜しいシュートを放つなど好プレーを見せていた森岡は、この試合のマンオブザマッチに選出された。ベルギー『voetbalkrant』は試合後の森岡のコメントも伝えている。
「チームは以前のレベルに戻ることができました。年末にはみんな自信を失っていましたが、新監督になって自信を取り戻せました。ピッチは同じに見えるかもしれませんが、メンタリティーは全く正反対です」と森岡はチームの復調を喜んでいる。
「今の目標は6位以内ですが、それから4位以内でのフィニッシュを目指したいと思います。来シーズンは欧州でプレーしたいですね」と森岡。来季の欧州カップ出場権獲得に意欲を見せた。
だが、「欧州でプレーしたい」という言葉は、噂される強豪クラブへの移籍を示唆するものではないかとも受け止められたようだ。その点について質問を受けると、「もう行かなければなりませんので」と森岡は返答を避けたとのことだ。
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