バルセロナのフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
バルセロナに加入したブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは、現地時間20日に初めてチームの全体練習に参加した。スペイン紙『マルカ』など複数メディアが伝えている。
コウチーニョはこの冬の移籍市場で、リバプールからバルサへ完全移籍。サッカー界の歴代2位となる1億6000万ユーロ(約217億円)という巨額の移籍金での大型補強となった。
だが、右足太腿に負傷を抱えていたコウチーニョはバルサですぐにデビューを飾ることはできず。今月8日に行われた入団時のメディカルチェックにより、回復までは20日ほどを要するという見通しが伝えられていた。
その後の回復は順調なようで、20日にはチームメートとともに初めて練習することができた。バルサでのデビューを、当初の見通しより早めることも可能かもしれない。
加入直後に負傷が明らかになった時点では、2月4日に行われるリーガエスパニョーラ第22節のエスパニョール戦でのデビューが濃厚とみられていた。だが、今月25日に行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝2ndレグのエスパニョール戦に出場できる可能性も出てきたようだ。いずれの場合も、2012年に短期間在籍した古巣との対戦だ。
バルサのエルネスト・バルベルデ監督は、「負傷からの復帰について明確な日付は言えないが、回復は順調だ」とコウチーニョの状態について述べ、コパのエスパニョール戦に出場できる可能性も示唆している。
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