ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、同クラブに所属するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得に向けてアーセナルから打診があったことを認めた。独紙『ルールナハリヒテン』が伝えている。
ドルトムントのエースストライカーとして活躍してきたオーバメヤンだが、この冬で他クラブへ移籍するのではないかと噂される。度重なる規律違反により処分を受け、クラブとの関係が悪化している状況も移籍の憶測に拍車をかけている。
特に、FWアレクシス・サンチェスのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が濃厚となっているアーセナルがオーバメヤンの有力な移籍先候補だとみられていた。ヴァツケCEOは、実際にアーセナルから接触があったことを認めている。
「アーセナルからピエール=エメリク・オーバメヤンに対して最初の打診があったことは認める」とヴァツケCEOは明かしつつ、具体的な提示額などについては言及を避けている。
独誌『キッカー』は、アーセナルが5000万ユーロ(約67億7000万円)前後の正式オファーを提示した模様だと伝えている。だがドルトムント側はこの金額では放出に応じない見通しだという。
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