日本代表の井手口陽介【写真:Getty Images】
イングランド2部のリーズ・ユナイテッドのアンガス・キニアーMD(マネージングディレクター)は、冬の移籍市場で獲得した日本代表MF井手口陽介について、プレミアリーグレベルでも活躍が期待できる選手だと評している。英紙『エクスプレス』がコメントを伝えた。
井手口は50万ポンド(約7600万円)とされる移籍金でガンバ大阪からリーズへ完全移籍することが今月決定。今シーズン中はスペイン2部のクルトゥラル・レオネサへ期限付き移籍し、来季以降リーズでプレーする見通しとなっている。
リーズは井手口のほか、ベルギーのクラブ・ブルージュからDFローレンス・デ・ボックもこの冬に獲得した。キニアーMDは2人の補強について、「1月の補強は難しいものだが、我々は適切なチャンスがあれば行動できることを示した。すでに2人の国際的な選手をメンバーに加えることができた」と喜ぶ様子を見せている。
「ローレンス・デ・ボックと井手口陽介を(本拠地)エランド・ロードに歓迎したい。彼らとサインを交わすため、我々は激しい競争を戦い抜いた。2人とも、チャンピオンシップ(2部)レベルでもプレミアリーグレベルでも明るい未来のある選手たちだと信じている」とキニアーMDは語った。
リーズは現地時間20日に行われたミルウォール戦に敗れたことでチャンピオンシップの10位に後退したが、プレミアリーグ昇格プレーオフに出場できる6位との差はわずか3ポイント。井手口が戻ってくる来季、チームはプレミアリーグ昇格を果たすことができているだろうか。
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