アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
バルセロナは、冬の移籍市場で獲得したブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョではなく、アトレティコ・マドリーから獲得を狙うフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに「背番号7」を与えることを考えているのだという。アルゼンチン『FOXスポーツ』が伝えた。
バルサはこの冬の移籍市場で、サッカー界の史上2位となる高額移籍金を支払ってリバプールからコウチーニョを獲得。だが入団発表ではコウチーニョの背番号が明かされることはなかった。
その理由は、コウチーニョが使用することが予定される番号が、加入の時点で埋まっていたからではないかとみられる。その後、トルコ代表MFアルダ・トゥランはバルサから母国のクラブへの移籍が決定。同選手の用いていた「7番」が空いたことで、これがコウチーニョの番号になると見込まれた。
だが、コウチーニョに与えられる番号は7番ではなく「14番」になりそうだと伝えられている。現在アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが使用している番号だが、マスチェラーノは中国の河北華夏への移籍が濃厚とみられている。その場合、現在負傷中のコウチーニョが復帰してバルサで公式戦デビューを飾る前に、マスチェラーノの移籍が決定することが必須となる。
バルサが7番を空けたままとしておく理由は、以前から獲得を狙い続けているグリーズマンに来シーズンから与えるためとの見方だ。スペイン紙『アス』は、今季終了後にバルサとマンチェスター・ユナイテッドがグリーズマンの獲得を争うという見通しを伝えている。
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