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ドルト監督、オーバメヤンのアーセナル移籍交渉を否定。欠場の理由は…

text by 編集部 photo by Getty Images

ピエール=エメリク・オーバメヤン
ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントのペーター・シュテーガー監督は、アーセナルへの移籍が噂されるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンについて、移籍に向けた具体的な交渉は行われていないと主張した。英メディア『BBC』などが伝えている。

 ドルトムントのエースストライカーとしてゴールを量産してきたオーバメヤンだが、この冬の移籍市場でチームを去ることになるのではないかと言われている。アーセナルが有力な移籍先候補だとされており、個人合意に達したとの報道もあった。

 ドルトムントは現地時間19日にブンデスリーガ第19節の試合でヘルタ・ベルリンと対戦し、香川真司のゴールにより1-1で引き分けたが、オーバメヤンはこの試合でメンバー外。規律違反のため外された前節ヴォルフスブルク戦に続いての欠場となった。

 シュテーガー監督は試合後の会見で、オーバメヤンは「今週ずっと練習では良い状態だった」とコメント。だが、試合前の「最後の練習では完全に集中できていないように感じられた。非常に重要な試合なので他の選手を選んだ」と欠場の理由について語った。

 しかし、オーバメヤンが集中力を欠いていた理由は移籍交渉にあるわけではないという。「何の交渉も行われてはいない。デタラメだけだ」と報道内容を否定している。

「オーバメヤンがチームに戻ってくる道はある。私は毎週メンバーを選んでいるんだ。来週彼が全力を尽くしてくれるようならメンバーに加わるだろう」とシュテーガー監督。オーバメヤンが再びドルトムントでプレーすることも十分にあり得ると主張した。

【了】

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