レアル・マドリーの7番、クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドがアーセナルからチリ代表FWアレクシス・サンチェスを獲得することで、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得は消滅することになりそうだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ユナイテッドは、サンチェスの獲得が秒読み段階に入ったと報じられている。すでに個人合意に達したとされており、移籍金や年俸も含めた総額は1億8000万ポンド(約276億円)にも達する大型移籍となることが見込まれている。
一方のC・ロナウドも、古巣ユナイテッドへの復帰の噂がまたも再燃している。C・ロナウドはマドリーが契約更改の約束を果たさないことに不満を覚え、ユナイテッドへの復帰を決意したとも報じられた。
だが、サンチェスのユナイテッド加入によりC・ロナウドの復帰の線は消えるかもしれない。ロメル・ルカクやズラタン・イブラヒモビッチらも擁する攻撃陣の戦力が十分になることも一因だが、「背番号7」もその理由だとみられている。
サンチェスは現在アーセナルで背番号7を使用し、チリ代表でも愛用。ユナイテッドへ移籍しても、現在空き番号となっている7番を与えられることが予想されている。
一方のC・ロナウドにとっても、「CR7」という自身のブランド名にも用いるなど、7番は絶対に譲るわけにはいかない番号。サンチェスがユナイテッドで7番を使用することが決まれば、その時点でC・ロナウドの復帰はほぼなくなると言えそうだ。
【了】