出場機会を失っているヘルタ・ベルリン所属の日本代表FW原口元気だが、契約延長する可能性を残しているようだ。16日にドイツ紙『BZベルリン』が報じている。

　今季終了後にヘルタとの契約が切れる原口。昨年夏には移籍を目指しクラブ側から提示された契約延長オファーを拒否したが移籍は実現せず。反対にヘルタはオーストラリア代表FWマシュー・レッキーやオーストリア代表MFヴァレンティーノ・ラザロを補強。その影響で原口の出場機会は激減した。

　ルール上は、契約満了6ヶ月前から選手は移籍先クラブとの仮契約合意が可能となっているため、他クラブと交渉することが出来る。ただ、現時点で原口にはオファーが届いていない状況だ。このままヘルタに残留した場合、夏にはフリーでチームを去ることになる。

　しかし、同紙によるとクラブ側はフリーで移籍させるつもりはないようだ。同紙は「1月31日までに移籍金が発生する状態で移籍が実現しなければ、チームに残ることになるだろう。契約延長も考えられる。ヘルタは引き続きサブとして起用することを考えているようだ」と報じている。

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