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アーセナル、サンチェス代役はオーバメヤンか。元ドルトのスカウトが獲得を主導

text by 編集部 photo by Getty Images

ピエール=エメリク・オーバメヤン
ピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

 アーセナルは、退団が濃厚となっているチリ代表FWアレクシス・サンチェスの代役として、ボルシア・ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得に向けて動いているという。15日付の英紙『デイリー・メール』などが伝えた。

 アーセナルとの契約が今季末までとなっているサンチェスは、現地時間14日に行われたボーンマス戦のメンバーから外れたこともあり、移籍が秒読み段階に入ったとみられている。マンチェスター・ユナイテッドなどへの移籍が有力視される状況だ。

 サンチェスに代わる新たなFWとして、アーセナルはオーバメヤンの獲得を画策していると報じられている。昨年11月に就任したスカウトのスヴェン・ミスリンタート氏がその動きを主導しているようだ。ミスリンタート氏はドルトムントで10年間にわたってスカウトを務め、オーバメヤンがドルトムントに加入した際にも同氏が強く関与したとされている。

 オーバメヤンの側でも、ドルトムントを退団してもおかしくない条件は整いつつある。14日のブンデスリーガ第18節ヴォルフスブルク戦では規律違反のためベンチ外となり、地元メディアでは「放出すべき」という声も上がっている。

 オーバメヤンの獲得には5300万ポンド(約80億7000万円)が必要だとみられているが、FWオリビエ・ジルーをドルトムントに譲渡することでその金額を引き下げるとの見方もある。その場合、アーセナルが支払う金額は3000~3500万ポンド(約46~53億円)ほどになるという。サンチェスの移籍金として得られることが見込まれる金額とちょうど同程度だ。

【了】

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