U-21日本代表の森保一監督【写真:Getty Images for DAZN】
【日本 3-1 北朝鮮 AFC U-23選手権2018グループリーグ第3戦】
中国で開催されているAFC U-23選手権に出場しているU-21日本代表は、16日に行われたグループステージ第3節の試合でU-23朝鮮民主主義人民共和国代表と対戦した。
日本は10日のパレスチナ戦、13日のタイ戦にいずれも板倉滉の決勝ゴールで1-0の勝利を収め、2連勝で決勝トーナメント進出を決定。一方の北朝鮮は1勝1分けで2位につけていた。日本にとっては首位通過、北朝鮮にとってはグループ突破が懸かる最終戦となった。
この試合に向け、森保一監督はタイ戦から先発の11人を全員変更。今大会初出場となる選手4人を含む布陣で臨んだ。前半32分にはその初出場の2人が先制点を生み出す。FKから伊藤洋輝がクロスを入れ、ゴール前で柳貴博が押し込んだ。
さらに43分、伊藤が左サイドからクロスを折り返し、ゴール前で三好康児が合わせて2点目のゴール。前半を2-0のスコアで折り返した。
52分には北朝鮮に1点を返されたが、73分には旗手怜央がエリア内で倒されてPKを獲得。旗手が自ら蹴ったシュートはGKにセーブされたが、ポストに当たったボールがGKに当たってオウンゴールとなり3-1とリードを広げた。
そのまま試合終了を迎え、日本は3連勝でグループリーグを首位通過。19日に行われる準々決勝ではグループAを2位で通過したU-23ウズベキスタン代表と対戦する。
同時刻に行われていたタイ対パレスチナ戦ではパレスチナが5-1の大勝を飾った。この結果、勝ち点で北朝鮮と並んだパレスチナが得失点差で2位に浮上してグループ突破。北朝鮮は敗退に終わっている。
【得点者】
32分 1-0 柳貴博(日本)
43分 2-0 三好康児(日本)
52分 2-1 キム・ユソン(北朝鮮)
73分 3-1 オウンゴール(日本)
【了】