ジョン・ストーンズらが築くマンチェスター・シティの鉄壁がついに決壊した【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティがついに今季初黒星を喫した。現地時間14日に行われたプレミアリーグ第23節でリバプールと対戦し、3-4で敗れている。
先月31日のクリスタル・パレス戦で今季初めてリーグ戦で引き分けたシティだったが、その後は再び勝利を積み重ねて無敗記録を伸ばし続けていた。しかし、ホーム14試合負けなしのリバプールに4ゴールを奪われた。
シティがリーグ戦で4失点を喫するのは昨年1月15日のエバートン戦以来、ちょうど1年ぶりのこと。今季は公式戦で一度も3失点以上許すことはなかったが、鉄壁の壁がついに崩された。
ただ、自慢の攻撃力に衰えは見られない。3ゴール以上奪ったのはリーグ戦で今季12度目となり、実に2試合に一度のペースでコンスタントに大量得点を挙げていることになる。もちろん首位の座も揺るがず。
2003/04シーズンのアーセナル以来となる無敗優勝の権利は失ったが、2位のマンチェスター・ユナイテッドに15ポイント差をつけて首位を独走。4シーズンぶりのリーグ優勝に向けて視界は大きく開けている。
一方のリバプールにとっては、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて非常に重要な1勝となった。ユルゲン・クロップ監督が「歴史的」と話したように、今季のシティに勝利したことは後々まで語り継がれることになるかもしれない。
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