トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、チームメートのイングランド代表FWハリー・ケインの活躍の影に隠れて十分な評価をされにくいことを気にしてはいないと主張している。英紙『デイリー・メール』がコメントを伝えた。

　ソン・フンミンは今季のトッテナムでプレミアリーグ8得点、公式戦合計11得点を記録するなど、昨季に続いて活躍を見せている。ケインやMFデル・アリ、クリスティアン・エリクセンらとともに、スパーズの好調な攻撃陣を構成する中心選手の一人として評価を高めている。

　だが、記録的な勢いでゴールを量産するケインの圧倒的な活躍は、他の選手たちをかすませてしまう。マウリシオ・ポチェッティーノ監督も先日、ソンの貢献を称賛しつつ、「ハリー・ケインの横でプレーしていれば、そちらにより注目が集まるのは普通」だと話していた。

　ソン自身はその状況について、「全く不満には思っていない。僕らはチームメートだ」とコメント。「ハリーがゴールを決めてくれるのを本当に楽しんでいるよ。チームメートたちがハッピーになれることだからね」と語った。

「彼はあらゆる記録を破っているけど、僕らもその一部だ。彼を助けられることを嬉しく思う。自分のことだけを考えているわけじゃない。ハリーにはイングランドとプレミアリーグの記録を全部破ってほしいと思っているよ」

　ケインやソンらの活躍もあり、トッテナムは最近6試合の公式戦で5勝1分けと好調を維持。プレミアリーグで5位に位置し、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を争っている。

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